2024年11月27~28日
本当に今さらですが、昨年の11月27日~28日に、奈良県天理市の教会本部で開催された「新任教会長のつどい」に参加させていただきました。
まず、「新任教会長のつどい」って何?というとことですが、これはあらたに教会長を拝命した、文字通り新任教会長とその配偶者を対象とした講習会で、毎年5月と11月、年に二回開催されています。私は2024年5月に天理教東世分教会の教会長を拝命いたしまして、ありがたい事に妻と共に参加させていただきました。
その中で、中田善亮表統領から講話をいただきましたが、そこで心に残ったことを書かせていただきたいと思います。
と言いますのも、中田表統領がお話のはじめにおっしゃっていたこと。これが私としては、少し意外でした。
現在は、教祖140年祭というとても大きな年祭に向かう道中です。ですので表統領の激励と言えば、例えば、「年祭活動の旬、皆さんが誰よりも他の信者さんを引っ張っていくのです」とか「時代の変化は早い、時代の流れに敏感に動きましょう」みたいな感じかなと思っておりました。しかし、違いました。
何とおっしゃったか。それは、
「皆さんは教会長です。しかし、教会長と言っても、いちようぼくなんです。だからこの年祭活動の旬、そのつとめを考えるときにはまずは原点に立ち返って、いちようぼくとしての成人、これを基本としてきちんと大切にしていただきたい。ようぼくの三信条『神一条の精神』『ひのきしんの態度』『一手一つの和』、そうしたものをきちんと大切にして、そうしたようぼくとしての立場の上に、教会長としての役割があるんですよ」と、激励くださいました。
まずはじめにここを指摘されたというのが、前に進もう進もうと浮足立つ前に、足元を見なさいよ、足元をしっかりと踏み固めなさいよと、大切な事を諭されたように思いました。
教会長という立場をいただきますと、何となく自分が背負わなきゃ、自分がやらなきゃというふうに気負ってしまいやすいように思います。もちろん代表者としてがんばりますが、自分の土台は東世に所属する信者の一人であって、その中で信徒を代表して教会を任せて頂いている。ご本部から、教祖から、教会を預からせて頂いているんだという、とても大切な土台をあらためて思い出させて頂いたと思います。
まずは自分がいちようぼくであるという初心を忘れずに、まずは年祭までの期間をしっかりと役割を果たさせていただきたいとあらためて再認識させていただきました。
また、この講習会では「ひのきしん」についても大切なことを教えていただいたのですが、それはまた次回のブログで書かせていただきます!
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!
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