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新任教会長の集いで教わった「ひのきしん」①

 前回のブログでは、「教会長と言っても、教会に所属するいち信者のひとり!」ということについて書かせていただきました。

 今回は、同じ「新任教会長のつどい」で教えていただいた「ひのきしん」について書かせていただきます。

 

 「ひのきしん」というと、どんなことを思い浮かべますでしょうか?

 おそらくほとんどの方は、お掃除とか、教会の祭典準備や片付けとか、また外の草むしりや落ち葉掃き、そんなことを思い浮かべるのではないかと思います。

 

みかぐらうたでも「ひのきしん」というワードは何回か出てきます。

 

 やむほどつらいことハない

 わしもこれからひのきしん 「三下り目  八ツ」

 

 ふうふそろうてひのきしん

 これがだいゝちものだねや 「十一下り目  二ツ」

 

 よくをわすれてひのきしん

 これがだいゝちこえとなる 「十一下り目  四ツ」

 

 この「ひのきしん」の手振りはどんな手振りになっているか。それは、掃除をするしぐさでも、草むしりをする仕草でもありません。歩くような手振りになっています。そして、歩くには目的地が必要です。

 では、どこに向かって歩いているのか。土佐布教部長と宮森内統領は、お二人とも同じことをおっしゃっていました。その目的地はおぢばであると。

 

 先ほどひのきしんについてイメージしてみましたが、考えてみますと「ひのきしん」と言うと、教会から言われてするもの、というイメージがありませんでしょうか。しかし本来の「ひのきしん」は、おぢばに気持ちを向けた、自発的な行いであるのです。

 

 私の場合は、道一条とならせていただいて、7~8年経ちまして、何をするにもお道の御用ばかりですので、やっていることがすべて神様の御用であるとか「ひのきしん」という実感は持ちやすいんですね。しかし、お恥ずかしい話、仕事をしていたころ、そのお仕事のひとつひとつの行いを「ひのきしん」という気持ちで、おぢばに気持ちを向けてできていたかと言うと、正直できていなかったように思います。ひのきしんは教会の中だけ、限定だったように思います。

 

 しかし今回このひのきしんについて諭されたことを考えてみたところ、実は「ひのきしん」って信仰の王道、まっすぐど真ん中なんじゃないかと思うようになりました。

 そのことについてはまた今度書かせていただきます!

 今回もお付き合い下さりありがとうございました!

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